個人的に何度も行ったことがある能登半島。その中でも珠洲市の先端にある禄剛崎には4回行ったことがあります。禄剛崎周辺の情報があまり入ってきませんが、その禄剛崎がある珠洲市を亀の子隊として応援しようと思います。
本日2月7日、珠洲市社会福祉協議会がアマゾンにあげていたほしいものリストの商品がそろったので、農家をしているメンバーから提供してもらったキャベツと一緒に送りました。今後も、できる範囲で応援し支援物資を送ろうと思います。
活動場所などには募金箱を置く予定です。多くのみなさんに協力をいただければ会い難いです。よろしくお願いします。
◆活動支援金振り込み先
蒲郡信用金庫 渥美支店普通 0645607
環境ボランティアサークル亀の子隊 鈴木吉春
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会場は、田原文化会館多目的ホール。5年前の発表が終わった後、いくつかの意見を伝えていたが、全く変わら ない状況で設営されていた。
ただ、前日に確認に行ったことで、マイクやパソコンを操作する机の位置などは調整してもらうことができた。
発表する子たちとスクリーンが離れていて、参観者は左側から聞こえる子どもたちの声に耳を向け、目は右側のスクリーンにということになった。そのスクリーンも移動式のもので大きさが なく、席が離れた人からは見にくかっただろう。発表中も前日の打ち合わせのようにはいかず、天井ライトが全面点灯してスクリーンが見えづらくなったり、カセットデッキから音楽を流す時 に使うマイクが届かなかったりして、子供の発表に合わせて変化していくスライド操作が遅れてしまった。
子どもたちは、観客の前で緊張感が伝わってきたが、しっかりと最後まで大きな声で発表することができた。大きな拍手をもらって、活動発表が終わってからの子どももたちは緊張感からも解き放され、 満面の笑顔だった。
会場で発表を聞いてくれた人たちには、子供たちの思いのこもった声から「きれいな海を守りたい」という思いが伝わったことだろう。展示してあったパネルのところにも、何人も来て話を聞いてくれた。中には、もっと大勢の人に聞かせたい、と思ったと伝えてくれた。
2回の練習で全員がそろうことはなく、それぞれ家での練習だったが、子どもたちの力は大したものだと改めて思う。
今回、人数が少なかったが、愛知万博の時くらいの人数で群読ができる場があれば、亀の子隊の思いを広げることができるだろう。
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今回、1月1日起きた能登半島地震で被害にあった人たちへの見舞いの思い、早く平穏な生活になることを祈る気持ちを参加者で共有して活動を始めた。
気温は4度。真冬になるのに、穏やかな風で防寒して動いていると暖かくなってくるほどだった。久しぶりに横断幕も立てることができた。
浜は、先月下見に来た時よりも荒れている感じだった。径が60Cm、長さ8Mほどある蛇腹の黒い管が2本もあった。他には、プレジャー―ボートに搭載するアンテナ、中身が全部抜き取られた 冷蔵庫のような箱、そして、小型ボートも見つかった。堤防から離れた植物群の上にあったようだが、6月の豪雨でどこかから流されてきたのだろう。このボートは、横に「江比間観光開発」 と書かれていたので行政を通して持ち主を探さしもらったが見つからなかった。結果、破損がなかったことで渥美漁協が引き受けてくれることになった。
それにしても、この数年、大きなゴミが多い気がする。中身が抜き取られた冷蔵庫のような箱も、個人が捨てるのにそこまでしないだろう。大きな管も流されてもよいというくらいの感覚で保 管しているように感じる。もしかしたら、意図的に捨てているのかもしれない。常滑沖に中部国際空港が建設されるときにもこうした黒い管がいくつも見つかった。管理意識を高めてもらわないと困る。
こうした大きなゴミ以外は、いつものようなゴミ。今回もペットボトルが多く、キャップの数も800を超えた。家庭ゴミもやはり多いのは、とても気なる。一般の人がこんなにゴミを捨てるとは思わない。
参加者は、流木の中に紛れ込んだゴミを丁寧に拾い集めてくれる。それにしても浜は、波が近くまで来るようになった。このままでは、植物群が自生しているところも波に洗われてしまい、浜がなくなってしまいそうで心配だ。
ゴミ総重量 310Kg
参加者数 45人
亀の子隊員・親亀・賛助隊員12人
キャップの数 822個
]]>先月以上に激しい猛烈な風が吹いていた。気温も6〜7度と低く、風を受けて感じる体感温度は2度、3度以下かな。時折、砂を飛ばし、波の花も飛んで行った。
浜には、先月の活動後下見に来た時には見られなかった大量のペットボトルがあちらこちらにかたまっていた。
そのペットボトルを集めてくれていた参加者から「ラベルが剥がされているものが多いけど、ポイと捨てるならわざわざラベルを剥がさないし、不自然だよね」と声をかけられた。2年ほど前、同じように疑問を持ち、ペットボトル製造会社に連絡を取ったがラベルのことはわからないということで終わってし まった。
浜でゴミを拾っていると、?マークがいくつも頭の中を駆け巡るようなゴミが時々ある。参加者が、そうしたことに関心をもってくれると「不法投棄」ということも話をしなければならなくなるが、事実だとすると大問題であ る。
猛烈な風の中での活動だったが、10月に乗った新聞記事を見て電話をしてきてくれた豊川の人やHPを見たと言ってきてくれた名古屋の人がいた。ありがたいことだ。
ドリームの会のメンバーも女子の多くは寒さに震えていたが、男子は風を楽しむかのように動いてくれていた。「もう4袋目!」と元気だった。
久しぶりにスナメリが見つかった。冷たい風の中で活動できず、走り回っていた2年生の隊員2人が見つけた。見 つけた場所が波打ち際から離れた植物のところなので、打ち上げられてから獣に運ばれた可能性がある。腐敗具合を見てもそれなりの日数が経っている感じである。
隊員2人で砂に埋めてもらった。2年生の女の子には大変な作業だったと思うが、
一生懸命にスコップで砂をかけてくれていた。ゴミだけではなく、こうして海のことに関心が高まるのもいいことだ。
この季節は、季節風の西風が強くなり、海が荒れる。その荒れた海からはゴミが浜に打ち上げられる。海にしてみれば、春から夏の間に海に出て浮遊していたゴミを吐き出すチャンス。海がきれいになるときである。私たちができるのは、吐き出されたゴミを拾うこと。ゴミを捨てないように呼び掛けることしかない。
ゴミ総重量 150Kg
参加者数 51人
亀の子隊員・親亀・賛助隊員14人
キャップの数 627個
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昨年から始めた「造形活動」。今年は、ランプシェードつくりを先に行うことになった。しかし、募集を始めて1週間たっても応募がなかった。聞くと、子ども会のクリスマス会があったり、スポーツ少年団の試合があったりするということが分かった。
それでも、締め切りギリギリになって3組の親子から申し込みがあり、結果4人が体験ということになった。
ホットボンドをグルーガンで貝をくっつけていく作業だが、初めて使うということでなかなかうまくくっつかず、形になっていかなかった。
それでも一人で作業をしていた男の子は、だんだん慣れて来て後半はスムースに作業が進み、思い通りの形になったようだ。
一組の親子のところは最後のあたりで少し小さめの貝をくっつけるのに失敗を繰り返していたので手伝うことにした。さらにもう一組の親子のところはやっと2弾くらいできたところで時間が迫ってきたために、後半のいくつかは手伝ってしまった。
完成し、周りに飾りの貝をくっつけたところで、記念写真を撮り、最後に部屋の明かりを消して、ランプシェー ドに灯りを入れると、歓声が上がった。色が変わっていくランプを入れているので赤から緑、青、白と変化していく。貝を透かしてくる色の明りのきれいさに満足したようだった。
]]>今年からエコツアーも共育講座として開催した第2弾。始めにバスでの参加として申し込まれた3組がキャンセルになってしまったが、車での参加が3組あり、計5組人の参加となった。
はじめのクリーンアップ活動体験では、どこかの市町の商工観光課の看板があった。イベントのテントにぶら下げるようなものだ。これは、明確に不法投棄である。ルートを探したいと思う。
30分ちょっとの活動で集めたゴミは50Kg。小さく軽いゴミばかりで袋の数は前回のエコツアーよりも多かった が重量はほぼ同じとなった。靴やボールを見つけて興奮する子供。砂に埋まった漁網を掘り出そうと奮闘してくれたお父さん。テトラに引っかかっていたフレコンバッグをテトラに乗って 引っ張り出すことに成功したお母さん。集合を呼び掛けてもゴミは気になりなかなか終わらない参加者も。
伊勢湾流域圏の最下流域に位置する西の浜にたくさんのゴミが流れつく理由などに納得をしてくれたようだ。
終了後は、休暇村伊良湖に移動し、亀の子隊の海の環境を学ぶ会と共同で「海水からの塩づくりの会」に参加。
薪にマッチで火をつけ、飯盒でご飯を炊く経験も楽しいものだったようである。そこに、海水を煮立て塩を取り 出す体験はワクワクだったようである。出来上がった塩をなめて、出てくる言葉は「うまい」「こんなおいしい塩は初めて」と日本語がとても上手な外国人さん。活動の始めら終わりまで、ハイテンションだったその姿は見ていて楽しい。
どのチームも上手に活動でき、飯盒で炊いたご飯でおにぎりにし、塩を付けて食べ、おいしさに嬉しそうだっ た。もちろん休暇村のBBQ食材も美味しく活動を盛り上げてくれている。
なごや環境大学での評判が広がれば、来年は参加者が増えるだろう。
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フォーラムの見どころの一つは、小学生の活動発表。2つの学校が自然体験を通しての環境学習について発表した。もう一つは、パネルディスカッションに現役漁師や教育委員会の主事が入っているということ。今までにないパネルディスカッションとなった。
田原市の教育委員会に自然体験学習を総合的な学習に取り入れようと訴えている亀の子隊の立ち位置から見れば、市を挙げて海をステージにした環境教育をすすめている阪南市の取り組みには非常に関心があるものだった。
終了後の懇親会も楽しかった。市長、部長、教育長も参加し、全然堅苦しさのない、楽しい会だった。隣で話をした30代の漁師さん。
渥美半島の漁師にもこうした人材がいるか。
]]>前日からの強風が続いていた。気温は15〜16度だったが、体感は11〜12度。渥美半島特有の強烈な季節風が吹いていた。横断幕は立てられなかった。集合写真の時も横断幕を持ち上げるには風が強すぎあきらめた。
風が強く、海は荒れ、高くなっていたために、ほとんど浜はなく参加者は流木の上を移動しながらの活動となった。
ゴミも葦やヨシ、木切れの中に紛れ込んでいた。取り除くには周辺の木切れを動かし、手に木切れが当たりながらの作業となった。風が強く吹くことでペットボトルからキャップを外す作業もいつも以上に困難だった。
参加人数の多さから範囲を広げたが、参加者はスムースに移動してくれた。ただ、拾うのはペットボトルをはじめ重量のない軽いゴミがほとんど。写真を撮りながら見ていると次々と一杯になった袋を持ってきて新しい袋を持っていく人たちが多い。
今回の活動には今年3回目の参加となる「アラコ」、毎月参加の「パチンコオータ」、名古屋港に会社がある「グリーン海事」からの参加があった。「アラコ」は50人が参加。他にも、田原市内だけでなく、大垣市、多治見 市や名古屋市、新城市、蒲郡市、豊川市、豊橋市からの参加があった。
活動の終わりに、「この季節風が吹き荒れることで海が荒れ、海がゴミを吐き出す。今は海がきれいになるとき。私たちができるのは、人が捨てたゴミを拾うこと。海は、どんどん吐き出せばいい」というような話をした。言葉通じたかどうかわからないが、何かを感じてくれればいい。
ゴミ総重量 220Kg
参加者数 103人
亀の子隊員・親亀・賛助隊員10人
キャップの数 356個
]]>昨年度まで、連携講座として登録していたものを本年度から共育講座に登録をした。内容は変わらないが、やはり共育講座の方が見る人が多いのか、募集が始まってすぐに反応があった。残念ながらキャンセルが2組あり、最終的に4組11人(小学生4人)の参加となった。大型バスに乗ってきたのは2組 6人。
前半化クリーンアップ活動(335回目)。30分ちょっとの時間で9人が活動して50Kgのゴミを集めてくれた。参加者アンケートを見ると、講座は「満足」とし、
・浜辺のゴミ拾いを通して自分が思っている以上に生活ゴミが流されていることに気づけました。浜辺のゴミを増やさないよう、より一層日常のゴミの処分の仕方に気を付けようと思います。
・海にいろいろなゴミが落ちていることにびっくりした。刺身やアラ汁がおいしかったです。
・食の仕事をしているのでスーパーでは見かけないような魚の捌き方や料理をテーマにした講座があれば参加したいと思いま した。
・海のゴミ拾いをはじめてやってみて深刻さが身に染みた。多くの人に一度体感してもらうことが意識向上の一歩だと思う。見たり聞いたりするだけでは他人事で実感がなかなか湧いてないのだと思う。
とあり、うれしくなった。その中で「多くの人に一度体感してもらうことが意識向上の一歩だと思う。見たり聞いたりするだけでは他人事で実感がなかなか湧いてないのだと思う。」という感想は、これまでも西の浜のゴミの現状、愛知県の海の現状を伝えてきたことから考えると、伝えるだけでなく、こうしたエコツアーの価値を高めてくれているようでうれしい言葉である。
タッチングプールに関しても
・新鮮なお魚料理をいただくことができてうれしかったです。
・たくさんお魚を触ることができ、またおいしく食べることができ、大満足だった。
とあり、参加者のみなさんには満足してもらえたと思う。
タッチングプールから参加した家族の男の子は、食べることよりも、魚をつかむことが楽しいようだった。何種類もの魚をつかみ楽しんでいた、それでも、終わりごろになってやっと食べ始めたかと思うと、アジが気にったのか、2〜3回お代わりをし ていた。味付けをしてもらった切り身魚も数切れをもぐもぐ。近くで見ていたお父さんは、「普段は魚を食べないんですよ」と美味しそうに魚を食べる子供に喜んでいた。
渥美半島の海のすばらしさを感じてもらい、きれいで豊かな海だからこそたくさんの種類の魚がいることを実感してもらえただろう。
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