個人的に何度も行ったことがある能登半島。その中でも珠洲市の先端にある禄剛崎には4回行ったことがあります。禄剛崎周辺の情報があまり入ってきませんが、その禄剛崎がある珠洲市を亀の子隊として応援しようと思います。
本日2月7日、珠洲市社会福祉協議会がアマゾンにあげていたほしいものリストの商品がそろったので、農家をしているメンバーから提供してもらったキャベツと一緒に送りました。今後も、できる範囲で応援し支援物資を送ろうと思います。
活動場所などには募金箱を置く予定です。多くのみなさんに協力をいただければ会い難いです。よろしくお願いします。
◆活動支援金振り込み先
蒲郡信用金庫 渥美支店普通 0645607
環境ボランティアサークル亀の子隊 鈴木吉春
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会場は、田原文化会館多目的ホール。5年前の発表が終わった後、いくつかの意見を伝えていたが、全く変わら ない状況で設営されていた。
ただ、前日に確認に行ったことで、マイクやパソコンを操作する机の位置などは調整してもらうことができた。
発表する子たちとスクリーンが離れていて、参観者は左側から聞こえる子どもたちの声に耳を向け、目は右側のスクリーンにということになった。そのスクリーンも移動式のもので大きさが なく、席が離れた人からは見にくかっただろう。発表中も前日の打ち合わせのようにはいかず、天井ライトが全面点灯してスクリーンが見えづらくなったり、カセットデッキから音楽を流す時 に使うマイクが届かなかったりして、子供の発表に合わせて変化していくスライド操作が遅れてしまった。
子どもたちは、観客の前で緊張感が伝わってきたが、しっかりと最後まで大きな声で発表することができた。大きな拍手をもらって、活動発表が終わってからの子どももたちは緊張感からも解き放され、 満面の笑顔だった。
会場で発表を聞いてくれた人たちには、子供たちの思いのこもった声から「きれいな海を守りたい」という思いが伝わったことだろう。展示してあったパネルのところにも、何人も来て話を聞いてくれた。中には、もっと大勢の人に聞かせたい、と思ったと伝えてくれた。
2回の練習で全員がそろうことはなく、それぞれ家での練習だったが、子どもたちの力は大したものだと改めて思う。
今回、人数が少なかったが、愛知万博の時くらいの人数で群読ができる場があれば、亀の子隊の思いを広げることができるだろう。
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今回、1月1日起きた能登半島地震で被害にあった人たちへの見舞いの思い、早く平穏な生活になることを祈る気持ちを参加者で共有して活動を始めた。
気温は4度。真冬になるのに、穏やかな風で防寒して動いていると暖かくなってくるほどだった。久しぶりに横断幕も立てることができた。
浜は、先月下見に来た時よりも荒れている感じだった。径が60Cm、長さ8Mほどある蛇腹の黒い管が2本もあった。他には、プレジャー―ボートに搭載するアンテナ、中身が全部抜き取られた 冷蔵庫のような箱、そして、小型ボートも見つかった。堤防から離れた植物群の上にあったようだが、6月の豪雨でどこかから流されてきたのだろう。このボートは、横に「江比間観光開発」 と書かれていたので行政を通して持ち主を探さしもらったが見つからなかった。結果、破損がなかったことで渥美漁協が引き受けてくれることになった。
それにしても、この数年、大きなゴミが多い気がする。中身が抜き取られた冷蔵庫のような箱も、個人が捨てるのにそこまでしないだろう。大きな管も流されてもよいというくらいの感覚で保 管しているように感じる。もしかしたら、意図的に捨てているのかもしれない。常滑沖に中部国際空港が建設されるときにもこうした黒い管がいくつも見つかった。管理意識を高めてもらわないと困る。
こうした大きなゴミ以外は、いつものようなゴミ。今回もペットボトルが多く、キャップの数も800を超えた。家庭ゴミもやはり多いのは、とても気なる。一般の人がこんなにゴミを捨てるとは思わない。
参加者は、流木の中に紛れ込んだゴミを丁寧に拾い集めてくれる。それにしても浜は、波が近くまで来るようになった。このままでは、植物群が自生しているところも波に洗われてしまい、浜がなくなってしまいそうで心配だ。
ゴミ総重量 310Kg
参加者数 45人
亀の子隊員・親亀・賛助隊員12人
キャップの数 822個
]]>先月以上に激しい猛烈な風が吹いていた。気温も6〜7度と低く、風を受けて感じる体感温度は2度、3度以下かな。時折、砂を飛ばし、波の花も飛んで行った。
浜には、先月の活動後下見に来た時には見られなかった大量のペットボトルがあちらこちらにかたまっていた。
そのペットボトルを集めてくれていた参加者から「ラベルが剥がされているものが多いけど、ポイと捨てるならわざわざラベルを剥がさないし、不自然だよね」と声をかけられた。2年ほど前、同じように疑問を持ち、ペットボトル製造会社に連絡を取ったがラベルのことはわからないということで終わってし まった。
浜でゴミを拾っていると、?マークがいくつも頭の中を駆け巡るようなゴミが時々ある。参加者が、そうしたことに関心をもってくれると「不法投棄」ということも話をしなければならなくなるが、事実だとすると大問題であ る。
猛烈な風の中での活動だったが、10月に乗った新聞記事を見て電話をしてきてくれた豊川の人やHPを見たと言ってきてくれた名古屋の人がいた。ありがたいことだ。
ドリームの会のメンバーも女子の多くは寒さに震えていたが、男子は風を楽しむかのように動いてくれていた。「もう4袋目!」と元気だった。
久しぶりにスナメリが見つかった。冷たい風の中で活動できず、走り回っていた2年生の隊員2人が見つけた。見 つけた場所が波打ち際から離れた植物のところなので、打ち上げられてから獣に運ばれた可能性がある。腐敗具合を見てもそれなりの日数が経っている感じである。
隊員2人で砂に埋めてもらった。2年生の女の子には大変な作業だったと思うが、
一生懸命にスコップで砂をかけてくれていた。ゴミだけではなく、こうして海のことに関心が高まるのもいいことだ。
この季節は、季節風の西風が強くなり、海が荒れる。その荒れた海からはゴミが浜に打ち上げられる。海にしてみれば、春から夏の間に海に出て浮遊していたゴミを吐き出すチャンス。海がきれいになるときである。私たちができるのは、吐き出されたゴミを拾うこと。ゴミを捨てないように呼び掛けることしかない。
ゴミ総重量 150Kg
参加者数 51人
亀の子隊員・親亀・賛助隊員14人
キャップの数 627個
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昨年から始めた「造形活動」。今年は、ランプシェードつくりを先に行うことになった。しかし、募集を始めて1週間たっても応募がなかった。聞くと、子ども会のクリスマス会があったり、スポーツ少年団の試合があったりするということが分かった。
それでも、締め切りギリギリになって3組の親子から申し込みがあり、結果4人が体験ということになった。
ホットボンドをグルーガンで貝をくっつけていく作業だが、初めて使うということでなかなかうまくくっつかず、形になっていかなかった。
それでも一人で作業をしていた男の子は、だんだん慣れて来て後半はスムースに作業が進み、思い通りの形になったようだ。
一組の親子のところは最後のあたりで少し小さめの貝をくっつけるのに失敗を繰り返していたので手伝うことにした。さらにもう一組の親子のところはやっと2弾くらいできたところで時間が迫ってきたために、後半のいくつかは手伝ってしまった。
完成し、周りに飾りの貝をくっつけたところで、記念写真を撮り、最後に部屋の明かりを消して、ランプシェー ドに灯りを入れると、歓声が上がった。色が変わっていくランプを入れているので赤から緑、青、白と変化していく。貝を透かしてくる色の明りのきれいさに満足したようだった。
]]>今年からエコツアーも共育講座として開催した第2弾。始めにバスでの参加として申し込まれた3組がキャンセルになってしまったが、車での参加が3組あり、計5組人の参加となった。
はじめのクリーンアップ活動体験では、どこかの市町の商工観光課の看板があった。イベントのテントにぶら下げるようなものだ。これは、明確に不法投棄である。ルートを探したいと思う。
30分ちょっとの活動で集めたゴミは50Kg。小さく軽いゴミばかりで袋の数は前回のエコツアーよりも多かった が重量はほぼ同じとなった。靴やボールを見つけて興奮する子供。砂に埋まった漁網を掘り出そうと奮闘してくれたお父さん。テトラに引っかかっていたフレコンバッグをテトラに乗って 引っ張り出すことに成功したお母さん。集合を呼び掛けてもゴミは気になりなかなか終わらない参加者も。
伊勢湾流域圏の最下流域に位置する西の浜にたくさんのゴミが流れつく理由などに納得をしてくれたようだ。
終了後は、休暇村伊良湖に移動し、亀の子隊の海の環境を学ぶ会と共同で「海水からの塩づくりの会」に参加。
薪にマッチで火をつけ、飯盒でご飯を炊く経験も楽しいものだったようである。そこに、海水を煮立て塩を取り 出す体験はワクワクだったようである。出来上がった塩をなめて、出てくる言葉は「うまい」「こんなおいしい塩は初めて」と日本語がとても上手な外国人さん。活動の始めら終わりまで、ハイテンションだったその姿は見ていて楽しい。
どのチームも上手に活動でき、飯盒で炊いたご飯でおにぎりにし、塩を付けて食べ、おいしさに嬉しそうだっ た。もちろん休暇村のBBQ食材も美味しく活動を盛り上げてくれている。
なごや環境大学での評判が広がれば、来年は参加者が増えるだろう。
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フォーラムの見どころの一つは、小学生の活動発表。2つの学校が自然体験を通しての環境学習について発表した。もう一つは、パネルディスカッションに現役漁師や教育委員会の主事が入っているということ。今までにないパネルディスカッションとなった。
田原市の教育委員会に自然体験学習を総合的な学習に取り入れようと訴えている亀の子隊の立ち位置から見れば、市を挙げて海をステージにした環境教育をすすめている阪南市の取り組みには非常に関心があるものだった。
終了後の懇親会も楽しかった。市長、部長、教育長も参加し、全然堅苦しさのない、楽しい会だった。隣で話をした30代の漁師さん。
渥美半島の漁師にもこうした人材がいるか。
]]>前日からの強風が続いていた。気温は15〜16度だったが、体感は11〜12度。渥美半島特有の強烈な季節風が吹いていた。横断幕は立てられなかった。集合写真の時も横断幕を持ち上げるには風が強すぎあきらめた。
風が強く、海は荒れ、高くなっていたために、ほとんど浜はなく参加者は流木の上を移動しながらの活動となった。
ゴミも葦やヨシ、木切れの中に紛れ込んでいた。取り除くには周辺の木切れを動かし、手に木切れが当たりながらの作業となった。風が強く吹くことでペットボトルからキャップを外す作業もいつも以上に困難だった。
参加人数の多さから範囲を広げたが、参加者はスムースに移動してくれた。ただ、拾うのはペットボトルをはじめ重量のない軽いゴミがほとんど。写真を撮りながら見ていると次々と一杯になった袋を持ってきて新しい袋を持っていく人たちが多い。
今回の活動には今年3回目の参加となる「アラコ」、毎月参加の「パチンコオータ」、名古屋港に会社がある「グリーン海事」からの参加があった。「アラコ」は50人が参加。他にも、田原市内だけでなく、大垣市、多治見 市や名古屋市、新城市、蒲郡市、豊川市、豊橋市からの参加があった。
活動の終わりに、「この季節風が吹き荒れることで海が荒れ、海がゴミを吐き出す。今は海がきれいになるとき。私たちができるのは、人が捨てたゴミを拾うこと。海は、どんどん吐き出せばいい」というような話をした。言葉通じたかどうかわからないが、何かを感じてくれればいい。
ゴミ総重量 220Kg
参加者数 103人
亀の子隊員・親亀・賛助隊員10人
キャップの数 356個
]]>昨年度まで、連携講座として登録していたものを本年度から共育講座に登録をした。内容は変わらないが、やはり共育講座の方が見る人が多いのか、募集が始まってすぐに反応があった。残念ながらキャンセルが2組あり、最終的に4組11人(小学生4人)の参加となった。大型バスに乗ってきたのは2組 6人。
前半化クリーンアップ活動(335回目)。30分ちょっとの時間で9人が活動して50Kgのゴミを集めてくれた。参加者アンケートを見ると、講座は「満足」とし、
・浜辺のゴミ拾いを通して自分が思っている以上に生活ゴミが流されていることに気づけました。浜辺のゴミを増やさないよう、より一層日常のゴミの処分の仕方に気を付けようと思います。
・海にいろいろなゴミが落ちていることにびっくりした。刺身やアラ汁がおいしかったです。
・食の仕事をしているのでスーパーでは見かけないような魚の捌き方や料理をテーマにした講座があれば参加したいと思いま した。
・海のゴミ拾いをはじめてやってみて深刻さが身に染みた。多くの人に一度体感してもらうことが意識向上の一歩だと思う。見たり聞いたりするだけでは他人事で実感がなかなか湧いてないのだと思う。
とあり、うれしくなった。その中で「多くの人に一度体感してもらうことが意識向上の一歩だと思う。見たり聞いたりするだけでは他人事で実感がなかなか湧いてないのだと思う。」という感想は、これまでも西の浜のゴミの現状、愛知県の海の現状を伝えてきたことから考えると、伝えるだけでなく、こうしたエコツアーの価値を高めてくれているようでうれしい言葉である。
タッチングプールに関しても
・新鮮なお魚料理をいただくことができてうれしかったです。
・たくさんお魚を触ることができ、またおいしく食べることができ、大満足だった。
とあり、参加者のみなさんには満足してもらえたと思う。
タッチングプールから参加した家族の男の子は、食べることよりも、魚をつかむことが楽しいようだった。何種類もの魚をつかみ楽しんでいた、それでも、終わりごろになってやっと食べ始めたかと思うと、アジが気にったのか、2〜3回お代わりをし ていた。味付けをしてもらった切り身魚も数切れをもぐもぐ。近くで見ていたお父さんは、「普段は魚を食べないんですよ」と美味しそうに魚を食べる子供に喜んでいた。
渥美半島の海のすばらしさを感じてもらい、きれいで豊かな海だからこそたくさんの種類の魚がいることを実感してもらえただろう。
]]>大きなイベントの時には、COP10の時に作ったスナメリの模型を持っていくのだが、今回は代わりに木彫りのスナメリを持って行った。流木を利用して作るペン立てとリンクさせたいと思った。
そのおかげか、流木ペン立てつくりの希望者がこれまでの最高だった。10組を超える人たちが体験をしてくれた。
ブース展示は、いつものように前面にスナメリのストランディングの写真を並べ、テント内に、地図とゴミの写真を展示した。スナメリの写真にひきつけられてきた人に声をかけ、テント内のゴミの写真を見てもらった。毎回のことだが、地図を見て、その意味を知った時の来場者の驚きが大きい。愛知県の海の現実、西の浜の海の現実を知ってもらうことだけで価値がある。
そこに、豊橋530運動環境協議会の会長の疋田さんが来てくれた。FACEBOOKで知っているということだった。うれしいつながりができた。
愛知県主催のイベントということで、環境局から3つの課がブースを出していた。環境政策課が主体となっているが環境政策部の部長もブースに来て話をすることができた。亀の子隊の名前を知っているようだったが、ゴミの現実を知ってもらうことができた。
大村知事も浅井豊橋市長とともに訪問してくれた。大村知事は、10月の三河湾大感謝祭でもブースに来たばかりで、これまでも数回ブースに来ているので中の写真を見ることはなかったが、展示した木彫りのスナメリに目が行ったようだ。写真を撮るときもスナメリを持ってもらった。浅井市長とは話をすることができなかったが、どこかで説明できる機会があることを期待したい。
]]>もう一組は去年からの参加家族。男の子は魚が大好きなようで、名前もよく知っている。話をしていると楽しくな る。
昨年春に、それまで魚を提供してもらっていた漁師が亡くなり、魚市場に頼んでいる。今夏も魚市場に頼みにいったが、魚を持ってきたのは昨年亡くなった定置網漁師の奥さんだった。元気に続けているようだ。
いけすから活き活きの魚が網で掬い出されると参加者から歓声が上がる。毎年のことだが、見ていてうれしくな る光景だ。そして次々とバットに魚が入れられると早速子どもたちは触りによってくる。5つのバットに魚が入ってから、魚の説明をしてもらった。「これは何というの?」魚の名前を聞く質問が次々と出る。定置網漁師の奥さんもうれしそう。
今回、網に入っていた魚はクロダイ、カレイ、ヒラメ、マダイ、コショウダイ、しマダイ、マゴチ、マアジ、な ど20種類を超えた。中にはタイワンガザミやアナゴ、真蛸、アオリイカ、イザリウオ、シロザメ、フグもあった。
そうこうしているうちに、刺身が仕上がった。参加者が来る前に魚を捌きはじめてもらっていた。2皿の刺身は即なくなった。とりあえず、一人2〜3切ずつ。次々と出てくる刺身や切り身をカルパッチョしたもの、カレー味が付 いたものなどが出て来て、皿はすぐに空っぽになる。塩焼きは10〜15CMのサイズの魚を丸焼き。
アラ汁も出て来て、お代わりをする人が何人もいる。美味しい。
魚のおいしさを子どもたちは感じてくれただろうか。こうした美味しい魚が何種類も目の前の海にいることを知 り、そして海や海の生き物に関心をもち、海の大切さを感じてくれればうれしい。
参加者8組20人
]]>浜は、少し前に誰かが清掃したかのように大きなゴミがあまりなく、波打ち際に近いところに冷蔵庫があったくらい。活動範囲を広げて軽いゴミを集めてもらった。
結果、ゴミの重量としては人数のわりに多くない。一人3KG弱となった。
今回の活動場所は、西の浜に立っている風車の、それも工事中になっている風車の目の前となった。活動の案内 を休暇村に届けた際に気づき、亀の子隊として連絡するよりも、川と海のクリーン大作戦事務局として行政機関から連絡してもらった方が話は通じるだろうと、慌てて豊橋河川事務所に連絡をした。
おかげで、活動日前に現場で打ち合わせをすることができ、当日は交通整理ということで協力をしてくれた。工 事中の前の道路は通行止めになっていて堤防道路を使う形になっていた。参加者のための駐車位置も確保してもらった。
ただ、送迎の車が入ってきたことによって一時渋滞が起きてしまった。しかし、それらもしっかり対応をしてくれて10分ほどで解消した。
ドリームの会から参加する中学生は、ほとんど毎回来てくれる男子たちは楽しそうに活動をしてくれる。他の男子も動きはいい。女子は活動に差がある。サッサと動いて2袋、3袋集めてくれる子、小さなゴミを拾い集めるのに淡々と作業をすすめる子、話しながら歩いて気が向いたら拾うという感じの子。
毎回来てくれるパチンコオータさん、名古屋から来るグリーン海事さん、感謝である。
ゴミ総重量 240Kg
参加者数 99人
亀の子隊員・親亀・賛助隊員9人
キャップの数 772個
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また、講師としてだれに依頼しようかと迷い迷い、日本福祉大学の千頭先生にお願いをしたのが7月半ば。戻っ てきた返信には、お盆を過ぎないと予定がわからない、ということだった。お盆後に再度依頼メールをすると、OKの返事をもらえた。
来賓への案内状も送った。元国土交通省中部地方整備局三河港湾事務所所長(伊勢湾フォーラム副理事長):山口良永 様、国土交通省中部地方整備局三河港湾事務所所長:東野隆之様、愛知県農林水産事務所建設課課長:河合俊行様、愛知県環境局自然環境課担当課長:福田かおり様、田原市教育委員会教育長:鈴木欽也様、田原市市民環境部廃棄物対策課課長:加藤兼三様にお出でいただいた。
元亀山小学校長の荒木先生をはじめ、当初世話になった人たちは返事がなく残念ながら欠席だった。
まずは、会場を予約した。チラシを作り、市役所や教育委員会の後援依頼を出し、
振り返りのスライドを作成し始めた。かつて東海テレビの「ピーカンテレビ」という番組で放送してくれた動画も取り組みたいとVHSのビデオをDVDにコピーしてもらう作業も業者に注文した。
気が付くともう、8月の終わり。一枚のスライドに10枚近い写真を活動ごとに
つくっていく作業は、想定以上に時間がかかった。
スライドをすべてパワーポイントに入れ終えたのは10日前。それから、9月に届いていたDVDからどの部分を切り取りパワーポイントに落とすか決め、作業できる人に頼んだのが5日前。そして、スライドが動いていく間に音楽を載せたいと頼んだのが、4日前。入れ直しをし、完成したのが2日前。パワーポイントもビデオにして上書を保存した。
何とか前日のリハーサルに間に合い、ビデオの動作確認ができた。もちろん、リハーサルにはラストロットも来て音量などを確かめた。特別ゲストの柳田さんも来て音合わせをしてくれた。
当日は、地元にいる3人がスタッフとして動ける予定が、司会をする達也だけになり、準備・受付と息つく暇がなかった。スタッフのように手伝ってくれる川口君がいて助かった。それでも、来場者の少なさに、気持ちが落ちた のか、用意していたパワーポイントの表紙を出し忘れてしまった。事務局のあいさつも、来賓あいさつもバックのスクリーンは真っ白。
千頭先生は講演の中で亀の子隊の活動の意義を何度も繰り返し話をしてくれた。穏当にありがたい。
応援コンサートということで出演してくれたラストロットも亀の子隊を何度もアピールしてくれた。そして、秘 密のゲストとして来てもらった視覚障害者で作詞作曲もし、ピアノやギターで演奏活動もしている柳田はるかさん (視覚障害者団体さくらんぼ代表)や、ダキシメルオモイプロジェクトで家族の絵を描いている小林さんも駆けつけてくれ応援メッセージをくれた。柳田さんからは花束までもらってしまった。
終了後、片付けを伊勢湾フォーラムやみなと総研の二人が手伝ってくれて早く終わることができた。本当に感謝 である。
来場は、想定した3分の1程度だったが、帰りがけに来賓や何人かの人が声をかけてくれた。うれしかった。
一番うれしかったのは、司会をした達也のアドリブ。基本の原稿は渡してあったが、そこにいろいろ言葉を加えてくれた。思いがけない感謝の言葉もあり、達也たちの思いをここまで引き継いできたよかったと思ったら涙が、、、。
一区切りとなった。また、明日から活動が始まる。止まることなく、走ることなく、
これまでと同じように、一歩一歩進んでいきたいと思う。
]]>尚、今後の活動は、12月17日(日)、1月14日(日)、2月18日(日)、3月17日(日)を予定しています。
]]>この25周年イベントは、関係者の会ではなく、これまで関わった多くの方への感謝の会でもあります。
来賓には、元三河港湾事務所所長や、現三河港湾事務所所長、東三河農林水産事務所建設課課長、田原市教育委員会教育長のみなさんをはじめ、すぐ近くで活動を支えてくれた人たちも来てくれる予定です。
講演を引き受けてくれた千頭先生は伊勢湾再生会議の座長を務め、15年ほど前から亀の子隊のことを理解してくれています。
応援コンサートで歌・演奏を披露してくれるラストロットは地元のバンドです。亀の子隊が立ち上がる前の年齢ですが、亀の子隊のことは十分承知していると思います。特別ゲストも出演予定です。どんな応援をしてくれるか楽しみです。
多くのみなさんが応援に来場してくれることを期待しています。よろしくお願いします。
]]>それなりに暑かったが台風一過の気持ちよい風が吹いている中での活動となった。
4日に見つけたイワシの大群は骨になったり干物になったりしていた。心配した臭いはほとんどなかった。
ゴミは、やはり6月の豪雨の影響があり、大小のタイヤや小型のプロパンガスボンベもあった。砂に埋まっていた漁網も引っ張り出さ れた。浮き球や大きな発泡スチロールの塊、木製の引き出し、ライトなどいろいろあった。ペットボトルが大量に打ち上げられていた。少し移動するとひと固まりになっているペットボトルが何カ所もあった。
参加者を60人くらいの想定で活動範囲を決めたが、活動が始まっても人は来ず、結果、範囲指定した北側部分はペットボトルを取り切れなかった。
毎月参加してくれるパチンコオータさん、名古屋からきてくれる賛助隊員のグリーン海事さんたちが精力的に活動してくれたおかげで人数の割にゴミの量は多くなった。一人5〜6袋集めていたようだ。浜で釣りをしていた豊川市から来たという釣り人も協力をしてくれた。
参加人数が少なく、ゴミは多いという状況は最後にトラックに運ぶときに大変。両手にゴミ袋を持って3〜4往復しないと集めたゴミがなくならない。
タイヤなどの大きなゴミもあり、参加者のみなさん、本当にお疲れさまでした。
ゴミ総重量 170Kg
参加者数 25人
亀の子隊員・親亀・賛助隊員16人
キャップの数 739個
]]>参加者のほとんどが経験者で名古屋からの参加の一組が初めての参加だった。活動の始めにクリーンアップをしてもらった。そんなにたくさんのゴミはなかったが、発泡スチロールの破片や ペットボトルが大半だった。最終的に集まった量はゴミ袋3袋分。さて何KGかな。
観察が始まると、いつものように、初めて参加の家族にはイソギンチャクに触ってもらうことから始めた。子どもは「お〜、」お母さんは「キャ〜」とうれしそうな悲鳴を上げた。やはり、初めての人にはインパクトがある。
季節的なこともあるのか魚類がなかなか見つからず、それでもミミズハゼが何匹も捕獲された。小さなカニに紛れて10Cmほどのガザミや磯ガニも見つかっていた。
1年生と年少の男の子は、初めのうちは動石の下に見つけたカニを捕まえることが、できなかったが、慣れてくると怖がることなく指でつまむことができるようになって得意顔に。
名古屋からの参加の子どもたちは、やはり初めてということもあり、磯の上から探しているだけだったので、波打ち際に連れて行き動石を動かして一緒に探すことになった。石を動かすたびカニが見つかったが、やはり出が出せない。つかみ方も教えながら次の場所へ。潮がだいぶ引いていくと動石の下にミミズハゼを見つけるようになった。しかし、すぐには手が出なかったり、網で掬おうとしたりなかなか捕まえられなかったが、両手で砂利と一緒に掬うことを何度か教えてつかめたときの「やった」と得意そうにお母さんのところへ持っていく姿が何とも言えない。
6年生の男の子は生き物が大好きということで家の近くの海でも生き物探しをやっているらしい。しかし、名前がわからないので、今回教えてもらおうと思って参加したということだった。さすがに慣れている動きでタイドプールの中や波打ち際で網を動かしていた。
あまり種類が採れなかったが、子どもたちはそれなりに楽しんでいたようだった。最後の講師のカニの話を聞くときは、食い入るように聞いていた。興味があることには子供は自然に真剣になり静かになる。おもしろい。
生き物に興味をもってくれるようになれば環境への思いも高まる。こちらからは何も言わなくても自然の大切さを子どもたちは体感していることだろう。
来年は、夏休みになる前に実施したいと思う。
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活動場所に行く途中、激しい雨に出会った。活動場所は濡れていなかったが、ネットの予報を見ると30分後には豪雨とあった。
幸い、参加者も9時過ぎには来たので、雨が降る前に始めようということで素早く準備し、まずは堤防の上でスノーケルを付けて呼吸の練習。それから、準備運動を兼ねて、目の前ではなく少 し移動して海に入る。思ったほど冷たくはないが、雨の影響で透明度はそんなに高くない。膝の深さくらいまで行ったところで、しゃがんで顔を海につけて呼吸の練習。
この辺りで雨がザーと一息激しく降ってきた。気にすることなく練習を続けて小学3年生の子もすぐにできるようになったので、もう少し深いところで浮いてスノーケルを使う練習を繰り返し た。背浮きや立浮きも練習。伏し面での呼吸が疲れたら背浮きや立浮きをしてスノーケルを外して呼吸できることも練習。
慣れてきたところで、家族の自由時間に。気が付くと雨は止んでいた。事務局が浜に戻りながら波打ち際のテトラポットの近くに行くと、フレリトゲアメフラシを見つけた。モンブランのようになって砂地にあるゴカイの排泄物もいくつも見つけた。沖のアマモは枯れかけていたが、テトラの近くのアマモは上の方が噛み切られたようになって いた。犯人は、クロダイか?ボラか?アメフラシか?はたまた。
すでに1時間近くたっていたので参加者を呼んで見てもらった後、テトラの間に入り、小魚たちを観察。そして給水タイムにしようとテトラから浜の方に下りると、なんとフレリトゲアメフラシの大群。近くには、大量のウミゾーメンもあった。
休憩後は、波打ち際でフレリトゲアメフラシやウミゾーメンを触って海の環境を考える時間になった。小さなゴンズイの群れが黒く固まっているのも見つけた。近づいていくと、沖の方へ一気にいなくなった。
せっかく名古屋からきてくれているのに天候の条件が悪く、透明度の低い海で申し訳なく思ったが、それでも2時間半ほどの時間を楽しんでくれたようである。
今年、3秋の講座を無事に実施することができた。参加者はそれぞれ一組だが、しっかり楽しんでもらえたし伊良湖の海のよさ、命豊かな海を感じてもらえた。来年度も、この講座を実施しようと思う。
]]>午前部の参加者は1組2人。船は泉港を出て、西の浜の沖へ向かってもらった。しばらく走ってもスナメリの姿を見ることはない。鳥が群れているところがあるので、近くには小魚がいること が想定でき、そこにはスナメリもいるだろうとゆっくり船を走らせてもらった。30分くらいして、佐久島方面に向きを変えていこうとしたところで右側にスナメリを発見。シュッと黒い背中 が波の上に出た。2回。残念ながらシャッターを押すことが遅れた。何度か姿を現すスナメリ。さらに佐久島の方に行くと再びスナメリの姿。夢中でシャッターを押す。
佐久島に着くまでに、何度もスナメリを見ることができ、参加者もうれしそうだった。
午後からの参加者は、2組5人。一組は名古屋からきている隊員家族。午前と比べて少し風が出てきたが、波が立つほどではなかった。午前と同じように西の浜方面に行くが、鳥山もなく、気配を感じない。
多少沖の方に進み、そこから佐久島に向かった。泉港を出て40分くらいしたところで、左側にスナメリを発見。大きな声で知らせ、目を向けたときには、灰色の背中が船の後ろ側ではっきり見えるくらい近くにいた。数匹の群れになっていたようで、参加者はその群れの方を見ることができていた。島に上陸し、見たかどうか確認すると、「感動。うれしい」という返事。よかった。
午前も午後もスナメリに会えてよかった。また、船長さんの計らいで中学生は操船の体験をさせてもらった。緊張したみたいだが、うれしそうだった。
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活動場所は、西の浜で唯一出ている突堤の北側200Mほど。波打ち際と50Mほど沖に消波ブロックがあるところ。突堤のすぐ北側は堤防際まで浸食防止の岩が積まれている。
突堤の付け根は吹き溜まりになっていて大量の流木とゴミがあった。そこにつながる浸食防止の岩の上にも流木が積みあがっていた。そこには、ドラム缶のような形状の大きな缶があった。 漁網やロープも岩に絡んでいる。簡易便器もあった。すべてを回収するには人手が足りなかった。
豊橋河川事務所の職員という人が娘さんと一緒に参加していた。毎月送る案内を見て、一度参加しようと思い来たということ。3人とも両手にロープや漁網、請われたコンテナなどを手にして 戻ってきた。
ここから200Mほど北の方に行ったあたりの浸食防止の岩周辺にも大量のゴミがあった。大きなゴミではなく、ペットボトルを中心にしたプラスチックごみ。葦やヨシ、木切れに混ざっているゴミは回収しにくいが、参加者は丁寧に集めてくれていた。グリーン海事の人もパチンコオータの人もいっぱいになったゴミ袋を両手に持って集積場まで何度も行って帰りしていた。
砂浜にはかなり深く埋まった漁網もあった。中学生が抜き出そうと取り組んでくれたが駄目だった。その近くには、20Cmくらい顔を出しているロープが埋まっていた。強く 引っ張ても抜けない。一人の中学生は道具を使わずに手で砂を掘り続け、抜き出すことに成功した。50Cmくらいは掘っただろうか。数人でフラフラと浜を歩きゴミ袋1枚分も集めない子たちもいる中で最後まであきらめずに一生懸命取り組む子がいることに嬉しくなる。
この日は朝から風がなく、暑かった。熱中症予防に体を冷やすための氷を用意し、塩飴を配った。なぜかテントが立っていて、参加者は影の中で休むこともできた。
テントは、午後から遊ぶために地元の人が立てたものだった。
今回、数日前に参加したいけれどという電話が2件あった。インスタを見たらしい。一件は春日井市の家族。もう1件は豊川市の人たち。FACEBOOKやインスタで広報しているが見ている人たちがいるということがわかり、SNSを使うことのよさを感じた。
ゴミ総重量 190Kg
参加者数 61人
亀の子隊員・親亀・賛助隊員16人
キャップの数 643個
昨年は、前日からの雨情報で中止となったが、今年は素晴らしい好天の中での実施できた。講師は、自然研究センターの海上氏。今回で3年目。
参加者は、総計30人。しかし、1学期終業式1〜2日前に募集を始めたということもあり、学校を通してチラシが配布されたのが多くの学校でかなり後だったようである。
結果として、30人の参加者のうち市内の参加者は2組、なんと、豊田市や西尾市、安城市、名古屋市の人たちが参加してくれした。情報をエアポートウォークで見たということ。愛知県生活 環境地盤対策室 三河湾環境再生グループが会員向けに発行している「三河湾環境再生プロジェクト通信vol.7」を見たのだろうか。いずれにしろ、募集のタイミングや方法を考えるきっかけとなった。
観察会の始めに、講師紹介で、海上氏が「ここには80種類くらいの生き物がいます。中には絶滅危惧種もあります」と話すと、参加者は大人も子供も一気に活気づいた。
活動が始まると、目の前の石を動かしてカニを見つけて捕まえる子がいた。名古屋から来たその子は、素早く動くカニに手が出せずにいたので捕まえ方を教えた。できるようになったかな。
時間がたつにつれて潮が引いていき、干潟がどんどん広がるとその奥の方に参加者は進んでいった。そして、あちらこちらで穴が掘られ、潜っているカニやスナモグリなどを見つけていた。中には、表面をすべるように動いているフリトゲアメフラシを見つけたり、小さな小さなウミウシを見つけたりする子もいた。
海上氏によると、この干潟に普通にいるウミニナは全国的に少なくなっている。その中にあるイボウミニナ絶滅危惧種。活動が終わってからも採取された生き物の写真を撮っていたが、デーが送られてくるのが楽しみである。
活動終了後は、参加者にあさり汁をふるまった。アサリ業者からは高いからやめといたほうがいいと言われたが、「渥美アサリは日本一」と言われるアサリを味わってほしいと思い、購入。名古屋から来ていた4才の男の子は、おいしくてお替りというので特別にも1杯。みんな美味しく渥美アサリを食べてくれてよかった。
]]>9時30分開始だが9時に着いて準備をしていると、名古屋ナンバーの車が来た。女の子が窓を開けて、「海に入りた〜い」。
時間前だが、準備もしながら、ライフジャケットやスノーケルを渡して用意をしてもらう。ライフジャケットを付け、ゴーグルを調整してから、まずは砂浜でスノーケルの使いかたを練習。次は、海に入って顔を付けてスノーケルの練習。10回、30回。30回できるようになれば、ほとんど浮いた状態でいられる。
1年生という女の子の覚えが早かったので、手前をテトラの内側から沖のテトラの方に移動。こちらの方が透明度も高くなり、そのきれいさに「愛知県の海にこんなきれいなところがあるなんて」とお母さん。ここでは、伏し面から入面浮きになること、さらに立ち浮きになることを練習。様々な体勢になることでライフジャケットになれ、安心して浮いていられることを覚えてもらう。
1時間ちょっとの練習後は家族での自由。少々深いところへ行ったり、沖のテトラのあたりで生き物探しをします。この間に、事務局はテトラ周辺で生き物採取。なかなか魚類を採取できなかったが、何とかヒメハゼともう1種類。また、ウミウシらしきものを2種類。12時が過ぎて、そろそろ終わりです が、と声をかけるとアマモがある辺りに何かいたというので採ってきてもらうと「フリトゲアメフラシ」だった。採取した生き物を見て、「こんなに生き物がい るんですね。」とこの西の浜の海の生物多様性に感心していた。
渥美の海のすばらしさを知ってもらうことができた。
来年も参加してくれるかなぁ。
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参加者は17組。作業の手順を説明し、さっそく活動開始。スタッフとして一緒に行ってくれた川口君が集めてくれた大量の貝から使いたいものを選び、グルーガンを使って丁寧にくっつけていく。低学年だけではなかなか難しいところもあるので、付き添いで来た保護者の人が手伝っているところはほとん ど。中には、おじいちゃんがほとんどやっているところもあった。孫の女の子はうれしそうにしている。
見て回っていると、作業が止まっている子がいたので声をかけるとお母さんと来ていたが、お母さんは妹の世話 をしていて手伝ってもらえていなかったようだった。初めの作業を一緒にやりながら教えていき一人でできそうな感じになった所で離れた。
次は、会場におじいちゃんと一緒に一番早く来ていた女の子。いつの間にか作っていたものが崩れていたので声 をかけると「壊れた。」というので見ると、ホットボンドの付け方が甘く、しっかり固定されていなかった。時間が迫っていたので、声をかけながら修理をした。何とかなったかな。
ほぼ完成した人には隣の倉庫(暗室代わり)でランプを入れて灯りの様子を確かめてもらった。貝を透かして明 りが灯ると「わぁ、きれい」とみんなうれしそう。垂井町側のスタッフも体験するということで作ってもらった。出来上がりに満足そうだった。
最後は、亀の子隊の活動を紹介させてもらった。垂井町と西の浜の位置関係を示した地図。伊勢湾流域の市町のゴ ミの写真。西の浜で拾ったゴミの写真などを見てもらい、海から離れた街のゴミも川を通って海に出て西の浜に流れ着くこ と。プラスチックは分解されず、劣化してマイクロプラスチックになってしまうこと。などなど。
そして、一緒に行った川口くんに貝の説明をしてもらった後、持って行った貝を「自由に持って帰っていいよ」というと、子どもたちは、たくさんの貝を嬉しそうに持って行った。スタッフの人も「孫に作らせたい」と言ってたくさんの貝を持って行った。
きれいな海を守る心を広げたいという亀の子隊の思いがまた一つ広がった気がする
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参加者は、応募は、70人近くあったが、リマインドメールをしてからのキャンセルもあり、最終50人。春の講座と比べればキャンセルが少なくよかった。
磯は、6月の豪雨で姿がかなり変わっていた。山際の水路から大量の土砂が土管を通って流れでていた。
参加者の大半は初めての参加。いつものように、イソギンチャクに触れることから始めたが、嫌がる子が多く歓声は上がらなかった。生き物の見つけ方も説明したが、岩の上からのぞいている参加者が多く、なかなか見つけられない様子だったので、参加のところに行き、一緒に動石を動かしてカニやミミズハゼなどを探した。
見つかっても、さっと手が出ないためにカニはどこかに隠れる、ミミズハゼは砂に潜る。それでも何度か場所を変えながらやっていると、カニを手で摑まえることができるようになったり、ミミズハゼを砂ごと両手で掬おうとしたりする動きが出てきた。
カニを怖がっていた男の子も、何度か教えているうちに手でつかむことができるようになった。
積極的な保護者や子供たちが多ければ見ながら写真を撮っていればよいが、あまり積極的ではない参加者が多い と声をかけ、一緒に活動することが多くなる。最後は喜んで帰ってくれるので、それでよいのだが写真が撮れないのは困った。
磯は2週間以上まともに雨が降っていないこともあり、磯の生き物は海の方へ避難しているのか、なかなか魚類が
見つからなかった。
それでも、終わりのまとめの時には、サザナミフグの幼魚が見つかっっていた。クラゲの話を講師がすると、子どもたちはじっと見つけながら「へぇー」という表情で話を聞いている姿がかわいくていい感じ。
アンケートには、「また来年も受講したい」「楽しかった。また参加します」という声もあり、リピーターが増えそうである。
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初日の今日は、1組の親子が参加。車から降りて来て景色を見るなり、「あ〜きれいだなぁ。」ということで、 浜から見える景色について説明。ライフジャケットを付け、スノーケリングセットを付けて呼吸の練習。引き潮で浅くなっている海に入って海の中でも呼吸の練習。浮いて呼吸の練習。そして、ずっと海の中を見ていて疲れた時のために背浮きの練習。ここまでで30分ちょっと。
今日は透明度もあり、浅いところでは見事に透き通っていた。少し深い方へ行くとアマモが自生しているところがある。ここまで案内をして、あとは家族で自由。
1時間ほどしたら水分補給のための休憩。後半は、テトラポット周辺での生き物採取。死滅回遊魚のアミメハギ。ヤガラ。イシガニ。ガザミ。小さなコウイカなどなどをゲット。
お父さんは、もう一度深い方に行ってスノーケリングを楽しんでいた。12:00 のチャイムに合わせて終了を知らせると、「いやぁ、3時間は長いなぁと思っていたけどあっという間だねぇ」と感想。楽しんでくれたようである。
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スタッフは、今年から2人が初参加。毎年スタッフを集めるのに苦労するが、グループラインも作り6〜7人に声をかけることができる。毎年交代でもよいので4〜5人のスタッフが来てくれるとありがたい。
今回の参加者の中には、隊員の親戚ということで名古屋から来た家族、群馬県の参加者もいた。豊川市からの参加者は、三河湾環境再生プロジェクト通信から情報を得て来てくれた。稲沢市からも隊員家族から声をかけてもらったということでの参加だった。
準備運動をし、スノーケルの使いかたを教えてもらってからグループごとの活動。低学年グループは、引き潮の時には波打ち際から5〜6mのテトラポットの内側で体験。中学年は、少し離れたテトラの外側。高学年は、テトラから少し離れたところへ。中学生〜大人は中央部から沖のテトラポット辺りで体験をする。
今年の低学年は、スノーケルの使いかたも短時間で慣れ、30分もやっていると、そのあとは浮きっぱなしで海の中を覗くことができるようになった。ということで、一回一回引き連れて呼吸ができているかどうか確かめるのをやめて、自分自分で浮きながら移動して海の中を覗いてみようとフリーの時間にした。
1時間ほどして全体休憩。その後は、用意した網を使って生き物を捕まえていいということにした。低学年も近くで参観している保護者も(と言っても海の中に入っている)一緒になって生き物見つけをした。砂地の底にくっついている水風船のようなゴカイのタマゴをとって見せると、「何、これがタマゴ?」と驚いていた。
活動前のチェックでゴンズイの稚魚の群れも見つかっていたので、子どもたちは、いろいろなところで魚たちを捕まえようと頑張っていた。砂地にくっついているヒメハゼを網で上手にキャッチするお父さんもいた。
深いところで体験していた中学生大人のグループは、体の下を、ボラをはじめ大きな魚が泳いでいるのを見て、豊かな海を実感したようである。死滅回遊魚であるアミメハギも見つかった。ヨウジウオも見つかっている。ツメタガイのタマゴが固まったスナチャワン、ウニ。
スノーケリングを楽しみ、豊かな海を実感してくれただろう。
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また、中部実業団駅伝に出場するチームの中から、今回は中央発條と愛三工業の陸上部のみなさんも参加です。
天気予報では、猛暑日が予想されていたので、熱中症対策として発泡スチロールに2箱の氷を用意し、塩飴を配りました。
暑さはもちろんありましたが、海風が吹いていて暑さの中でも気持ちよく活動できました。
今回の活動場所となった浜は、沖と浜の近くに消波ブロックがあり、普段はあまりゴミが寄らないところです。しかし、6月の豪雨の影響を受け、流木やアシなどと一緒に多くのゴミがありました。
活動範囲を確かめながら歩いていると目についたのは、ドアのない冷蔵庫。分解されて捨てられたものですね。闇に乗じてではないですが、豪雨の中で捨てられたかもしれません。
そして、「またか」と怒れるものがありました。VHSのビデオのテープで堤防から投げ捨てられたように散らばっていました。時々あります。先月、活動場所を決めるために浜に来た時にはありませんでした。亀の子隊の活動を狙って捨てるのかと思ってしまいます。
30分くらいして北の方から中学生が見つけてきたのは、背もたれが付いた大きな椅子。Eゲームをするときに使うような感じの椅子です。重くて下げるのは大変ですが、砂浜を引きずって運んでいくもの大変です。中学生たちの活躍がありがたいです。
南の方では、断熱材が付いたトタン板のようなものが運ばれてきました。結構重いものを一人で頭上に掲げながら運んできました。また、「市民市場 ピカ市」と書かれた買い物カゴを見つけてきました。その場でネットを調べたようで、「これ豊田市のです。持ち出し禁止と書いてあるのに。」と。どこかのドアのレールのようなものやなんだかわからないポールを見つけてきた参加者もいました。木彫りの般若のお面や、クジラの人形もありました。
国土調査と書かれた杭もありました。「951 15」と数字が入っていました。見つけた中学生には、何のための杭か、どこかで調査用に打ち込まれたものが流されてしまったことを説明しました。
いつものように、ペットボトルの数は相当なものです。活動を始めて15分もしないうちに、高校生の参加者は「もう2袋目」とペットボトルでいっぱいになった袋を見せてくれました。他の参加者も、袋一杯にペットボトルを集めていました。
最後に集まったゴミを見ると「豊栄工業」と書かれたコ ンテナがありました。ネットで調べると、伊勢湾流域圏のいろいろな地域に同じ名前の会社があるようです。さて、どこから流れ出たのでしょうか。
猛暑日に近い気温の中、参加者は本当によく動いてくれました。カメラを構えると笑顔で答えてくれます。クリーンアップ活動を楽しんでくれているようです。ゴミが多いことはうれしいことではありませんが、積極的に活動してくれる参加者の姿はうれしくなります。
閉会の時に、中央発條の監督も言っていましたが、大勢で活動すると、こんなにたくさんのゴミを集めることができる。そして、浜には人工ゴミがなくなります。今日は月曜日で、いつも回収に来てくれている資源化センターが休業日ということで、市役所の農政課(市としての浜の管理者)が普通トラックを持ってきてくれました。1回では載せきれず、2回になりました。2回目も満杯でした。
ゴミ総重量 310Kg
参加者数 105人
亀の子隊員・親亀・賛助隊員 10人
キャップの数 1908個
午後からは、毎年恒例の手紙作戦でした。会場に来た隊員は3組5人でしたが、事前に届いた手紙、当日届いた手紙を合わせて、130の企業に手紙を送ることができました。会場に来た5人の隊員は、自分が書いてきた手紙はもちろん、ほかの隊員が書いた手紙に〇〇代表者様と、書入れ、ほかの資料と合わせて封筒に入れるという作業を繰り返しやってくれました。
会場に大勢いれば30分ほどで終わるのですが、今年は人数が少なく、1時間30分以上かかってしまいました。
この数年、新たに賛助隊員になってくれる企業がありません。補助金、助成金では当てはまらない活動資金〜事務所費・人件費などは賛助金で賄っていますが、事務所不も光熱費が一昨年、昨年と値上がりし、3年前と比べるとほぼ倍になっています。
賛助隊員には、毎月の案内を送っています。単純寄附も受け付けていますが、資金が増えるといいなぁと思います。
]]>今回の活動場所はもっとも西の浜で最も南側にしている垂直堤防のところ。今回も、渥美建設にお願いをして階段を設置してもらった。毎回、無償で設置してくれる渥美建設さんに感謝している。
活動前の準備の時間。予定時間を15分過ぎてもゴミ袋や旗が届かず、スタッフとして協力してくれているメンバーに取りに行ってもらった。
受付が済んだ人から堤防で袋を受け取り浜に下りてもらうのだが、今回は先に浜に下り、開会式の説明が終わっ てから各自持って行ってもらうようにした。
あいさつをする子も2回目ということもあり、まだ堂々とやれず、そわそわしていて隣から離れられずにいたので開会式前後の様子を写真が撮れなかった。
活動範囲は西の浜で唯一の突堤から南に400Mくらいのところにある出水口の突堤迄の範囲とした。
ここでの活動は1年ぶりということと6月2日の豪雨の影響もあり、参加者も驚くほどのゴミの量だった。目立 ったのはペットボトルである。今回もかなりの量があった。ゴミの中には「岡崎観光協会」と書かれた黄色いカラーコーンをはじめ、企業名が入ったコンテナやビニル袋、段ボールなども見つかった。
ガソリンの携行缶や電子レンジの内装部分、冷蔵庫の製氷室のドアなどがあった。堤防下には毛布もあった。豪雨で流れ出たものもあるだろうが、この雨に乗じて捨てられたようなものもある。目の前のテトラポットには流木が絡んだままである。砂浜に敷かれた防波用の岩の間に挟まってとれないものもあった。
写真を撮ったりアナウンスをしたりして南の方に行くと、男子中学生が4人で大きなタイヤを砂から掘り出し起こそうとしていた。しかし、タイヤが大きいためにびくともしない。近くの参加者に頼むと3人で簡単に砂から起こした。その様子に中学生は驚き。
また、そのタイヤを堤防上に上げようとした時も参加者が2人手伝ってくれた。おかげでスムースに上げることができた。参加者のこうした積極的な動きは本当にありがたい。
北の方では、プラスチックのパレットを運ぶ男子中学生がいた。5人掛りだったが、協力性が足らず四苦八苦していた。
家族連れでの参加が多く小さな子も何人もいた。単純に平均すると2.5Kg弱になるが、実際にはひとりで4〜5袋集めてくれた人もいる。プラスチックゴミはちぎれて小さくなり、なかなか袋一杯集めるのは大変である。それ でも葦や木切れの中に紛れ込んでいる小さなゴミを見つけて丹念に拾い集めてくれていた人もいる。こうした人たちの協力で活動は充実したものになる。感謝である。活動終了後の浜には人工物はほとんど見当たらない。大勢の人の力に改めて感動である。
ゴミ総重量 660Kg
参加者数 265人
亀の子隊員・親亀・賛助隊員 15人
キャップの数 2392個
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今回の活動場所は、風車の手前で垂直堤防のところ。企業などの参加があり、参加者が多くなる時に渥美建設に頼んで階段を付けてもらっての活動である。昨年は、この位置からの活動はなく、2年 ぶりくらいの活動である。
6月2日の台風による豪雨の影響もあり、浜は川から流れ出た葦やヨシ、竹類が大量に打ち上げられていた。もちろんゴミも多い。ひと月前に場所の確認に来た時と比べてペットボトルなどがぐんと増えていた。
南の方の浜には海底ケーブルなどを通すための埋設管だろうか、径が1mほどあり蛇腹になっている黒い筒が半分砂に埋まっていた。さすがに一人、二人では動かないだろうとハンドマイクで呼びかけた。2人の若者が手伝ってくれた。結果、初めに取り組んでいた人と合わせて5人がかりで砂から出し、3人で集積場所まで運んでくれた。
タイヤが5本あった。大きめのタイヤは砂に埋まっていて隊員たちが動かせなかった。近くにいたトヨタの社員さんが、一気に起こすと、子どもたちは目を見開き驚いていた大人と子供の違いを見せつけられた。
集合の時に、声をかけた若者は、2枚の袋をもらうことに、え〜、そんなにという顔だったが、終了後、声をかけると5枚分は拾った、と笑顔で答えてくれた。どんなゴミを拾ったかということは聞いていないが、ゴミの多さに驚いたに違いない。その驚きを是非いろいろなところで伝えてほしいと思う。
豪雨の影響でゴミが多かったが、豊田市のゴミ袋や岡崎市のゴミ袋もあった。中身が入ったままである。岡崎市のものはかなり傷んでいたので2日の豪雨の時よりも前から川にあったのではないかと思われる。三恵プラスチックという会社名が入った段ボールがあった。調べてみると岡崎の会社だった。矢作産業と書かれたコンテナもあった。豊田市に本社がある会社である。
驚くのは、「和歌山県田辺市」と記載されているライフジャケットの一部があった。また、淡路 五色町 ダイセイと書かれた肥料袋のようなものもあった。調べてみると淡路島の石材店のようである。4月には高知県の街のコンテナがあった。太平洋からの波が強くなっているのだろうか。
9時に活動場所についたときには、トラックを入れるクッション帯に車が止まっていた。釣り人の車だろうと思い、移動してもらう ために声をかけに行くと、自分たちも今からボランティアに参加します、とのこと。トヨタの社員だった。活動終了後も投げ釣りを楽しんでいた。話に行くと、気持ちいいですね。と活動によって浜がきれいになったことの感想を話してくれた。
福江中学校ドリームの会も本年度初めての参加があった。1年生が多く参加してくれていた。かつてのように立ち止まって話し込んでいるという姿はほとんどなく、しっかり活動してくれていた。
活動範囲は、300M以上になったと思う。写真を撮りながら浜を何度も行き来するのは大変だった。しかし、積極的に活動してくれる人たちのおかげで活動中は疲れを感じない。
活動終了後の浜には、人工物の色はほとんどない。比べて見れば一目瞭然である。釣りに来ていた若者たちのように参加者は自分たちが活動した後の浜の姿を見て達成感とか気持ちよさを感じてくれただろうか。しかしながら、大勢の人の力は本当にすごい。
今回、トヨタさんが参加者にちょっとしたプレゼントを持ってきてくれた。亀の子隊員やドリームの会の子たちには、袋に入ったセットを用意してくれていた。また、いつも道具を運んでくれる初期隊員がトウモロコシをたくさん持ってきてくれた。出荷できないサイズらしいが十分である。一人1本ずつお土産に持って帰ってもらうことができた。それでも余ったのでトヨタさんに 一袋、毎回来てくれるパチンコオータさんに一袋ずつ持って帰ってもらった。あとで聞くと、360本くらい持ってきたらしい。普段、何もご褒美はないので、こうした差し入れはうれしい。今日の参加者はラッキーだった。
ゴミは回収トラックに乗りきらず、堤防に置いていくことになった。あとで、近くの農業者に頼んでトラックを出してもらい資源化センターに運んだ。そのぶんだけでも200kgあった。
いろいろな人の支援があって、活動ができることを改めて感じる。感謝である。
ゴミ総重量 680Kg
参加者数 215人
亀の子隊員・親亀・賛助隊員 15人
キャップの数 2525個
]]>昨日は台風の影響で夕方から豪雨となり、朝、日の出の時間まで雨でした。
それでも、7時前にネットの天気予報で雲の動きを見ると、9時からは雨が降らないということで実施にしまし た。活動場所に行く途中、あふれた水にやられたのか道路わきに▲マークを出して止まっている車、山からあふれた土砂が溜まっているところがありました。名古屋からの参加予定だった「グリーン海事」さんは、9時半ごろ、岡崎で渋滞にはまって動けないと電話があり、今日の参加は断念しますということになりました。
今日は、中部実業団駅伝に出場するチームからトヨタ自動車陸上部が参加です。チームの人たちはギリギリ10時に間 に合いましたが、連盟事務局の2人は交通渋滞に巻き込まれかなり遅れてやってきました。トヨタ自動車陸上部の中には、オリンピック選手の服部勇馬選手や世界陸上に出場している西山雄介選手もいました。
また、自動車の内装部品を作っている「アラコ」さんからも80人の参加の予定でしたが、10時前に来た人は半数足らず。そういうこともあるだろうと開始時間を15分ほど遅らせ活動時間は10時15分から11時15分ほどになりました。
活動前、浜に下りると台風の影響を受けてゴミが多くなっていました。豪雨で川があふれ、川から流れ出た葦や竹
が大量に浜に広がっていました。街を流れる川と海のつながりがわかります。
活動範囲をあまり広げると残ってしまうかなと範囲を決めましたが、参加者の動きがよく、指定した範囲のゴミはすぐになくなっていきました。うれしかったのは、楽しそうに活動をしてくれていたことです。カメラを向けると、素敵な笑顔で答えてくれたり、ポーズをしてくれたりしました。これだけ活動的なやってくれるなら、あと左右50Mくらい広げてやればよかったなぁと反省。
台風あとの返しの風が吹いている中での活動となりましたが、昨日の雨のことを考えれば、今日実施できたことは奇跡のようです。海、空、風に感謝です。もちろん参加してくれた人たちにも感謝です。
ゴミ総重量 210Kg
参加者数 78人
亀の子隊員・親亀・賛助隊員 20 人
キャップの数 762個
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浜には、大きなものはなく、小さく散らばったゴミをしっかり集めてくれた。その中に、青い注射器や「名鉄パ レ」と書かれた買い物カゴ、「一色コトミ三河」と書かれたコンテナもあった。
重量的には、一人3Kg弱となるが、小さな子もいることを考えれば大人の参加者はやはり3〜5Kgは集めているだろう。活動終了後、浜には、人工ゴミはなく、参加者が丁寧に拾ってくれたことがよくわかる。
活動中、見つかったのはゴミだけでなく、スナメリの体の骨、ウミガメのあご(?)の骨、ウミゾウメン(アメフ ラシのタマゴ)などこの海に生きる生き物の姿もあった。この海は、命豊かな海だという証拠である。
亀の子クラブにも書いたが、SDGs12の目標に「つくる責任・つかう責任」がある。つくる側は今自然に還る素材でプラスチックをつくろうとしているが、つかう側は責任をもって正しく処理をすることで、多くの海ゴミはなくなるだろう。
きれいな海、豊かな海を守るためには、生活をする人の「きれいな海をまもろう」という意識が必要である。
活動終了後、GAIAの学生を対象にパネルを見てもらいながら10分ほどのプレゼンをした。今日の活動とつなげて、彼らの心に残り、何らかの活動につながることを期待したい。
ゴミ総重量 210Kg
参加者数 78人
亀の子隊員・親亀・賛助隊員 20 人
キャップの数 762個
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今回、74歳、73歳の方が2人、公共交通機関を乗り継いで参加してくれた。活動は、初めての参加の人にはイソギンチャクに触れてもらうことから始めるが、74歳の女性は、磯の凸凹に足を取られながらも近づいてきて興味津々に、イソギンチャクに触れて「わぁ、すごいね」と水を吹き出すように驚いていた。
小さな子を連れて参加したお母さんも、花をひらいたイソギンチャクに指を突っ込んで吸い付かれ「キャー、」と 歓声を上げて喜んでいた。子どもたちも、恐る恐るさわり、水と吹き出す様子や指に吸い付く感触を楽しむことができた。
慣れない参加者は、上からタイドプールをのぞいたり、岩に触ることなくのぞき込んで探すだけで、なかなか生き物を見つけられない。そこで、 参加者の近くに行き、潮が引いて砂利磯が顔を出すようになり、そこにある動石を動かして下にいるカニやミミズハゼを見つける手伝いをして回った。
女の子と一緒に参加していた若いお父さん、お母さんは、動石を動かして見つけたカニを女の子が勇気を出して掴もうとする様子をうれしそうに見ていた。
活動終了近くになって一組の参加者と話をしていると、近くにいた男の子が「あ、アメフラシがいる」と指をさした。ところが、話をしていたお父さんは見つけられなかった。そこ、白っぽい石の左、それ、それ、ゆれている黒 いの、とやっと見つけることができた。それは、普段見つかるアメフラシではなく、「アマクサアメフラシ」という種類だった。
参加者が見つけた生き物をスタッフが仕分けをしている間に、磯から見える景色や汽水域となっている磯のよさ、大切さについて説明をした。広く見渡す三河湾の景色に「きれいだね」という声が聞こえてくる。汽水域の磯に ついても、真水と海水が混ざることで、アサリなどはよく育つし、海藻類もよく育つ。海藻は生き物が卵を産む
大切な場所で、こうした岩やタイドプールがあることで生まれたばかりの小さな生き物は身を隠すことができるという説明に「そうなんだ」と。
まとめの時には、今回、講師で頼んだ猪子君がいくつかの生き物の説明をしてくれた。どの生き物も参加者の目と耳は興味一杯。まずは、アメフラシに刺激を与えるとムラサキの液体を出すということで、子どもたちがつんつんしたり、上から落としたりしてその様子を楽しんでいた。また、アメフラシは貝の仲間で背中を触ると貝に名残があるということで実際に触ってもらった時には「あ、ほんとだ」「すごいな」と楽しんでいた。2時間の活動時間を参加者は十分に楽しんでくれたようである。
]]>活動前には、ケガをしないための注意と生き物の見つけ方について話をし、活動開始。何組かの隊員は2〜3年続けて参加してくれていた。初めて参加する親子が多く、潮が引き、しっかり顔を出した磯で岩の上にくっつくイソ ギンチャクやヒザラガイ、カサガイなどに関心をもってさわっていた。そして、タイドプールに入って小魚やカニを探す姿があちらこちらで見られた。
慣れてくると、活動範囲が広がり、波打ち際で潮が引いた後に残る動石を動かして、下に潜んでいるカニやミミ ズハゼなどを探していた。膝下まで海の中に入ってマリンスコープで海中を覗いて楽しむ子。浮いている海藻の下の網を入れて魚を探す子。子どもたちのいろいろな楽しむ姿が見られた。
カニや小魚の姿が少ない感じがしたが、代わりにナマコがいくつも見つかった。さらにたくさん見つかったのは大きなアメフラシ。ウミゾウメンもあった。
まとめの時間に水槽に入った生き物を見ると、小さな1センチ程度のヒラムシや海藻にくっついたヒザラガイの赤ちゃんなど小さな生き物もたくさん見つけていた。カニも水槽にあふれるほどいた。魚類もミミズハゼやメバルが見つかっていた。
講師のBlueDrop松野さんの生き物の説明に、参加者は感心しきり。今回はたくさん見つかったアメフラシの雌雄同体の話やメバルの卵胎生の話しで盛り上がった。種類が多すぎて全部は紹介しきれなかったが、小さな子どもたちには15分くらいが限度なので仕方がない。
集合写真を撮った後も、生き物を海に返しながら松野さんにいろいろ聞く子が多くいた。大人も子供も約2時間、しっかり楽しむことができたようである。こうして、海に関心をもち、きれいな海を守ることの大切さを感じてもらえたらと思う。
]]>今回は、昨年、トヨタ紡織さんの特別活動に一緒に参加してくれた「アラコ」さんが単独で参加。また一つ協力企業さんが増えた。賛助隊員で1月の活動から参加してくれている「グリーン海事」さんも名古屋からきてくれた。今 後、毎月参加してくれそうである。そして、パチンコオータさんも参加。オータさんは、何年も前から毎月来てくれている。本当にありがたい。
浜は、昨年の9月に静岡県の天竜川周辺であった豪雨の影響で渥美半島表浜に大量の流木が流れ着いたときに西の浜にも大量の流木があった。ゴミは、流木の中に紛れ込み、活動は大変だった。
流木よりも陸側にある植物群の上にも大量のゴミがあり、まずは、それらを拾ってから後半は流木の中のゴミと の戦いとなった。約1時間、活動を止めることなく多くのゴミと向き合い、拾い集めてくれる参加者には感謝しかない。
初めて参加したという男性は、「本当にゴミが多いですね。ほとんどは漂着ゴミですか?」と活動中に聞いてきた。「そうですね。拾ったゴミを見ればわかると思いますが、すごく傷んでますよね。中には、釣り客や観光客がたまに捨てていくことがありますが、ほとんどは漂着ゴミです。」
今年隊員になったのは、4組。一組は名古屋在住。今回は参加がなかったが、来月からは参加するという。今回参加した2年生の女の子は、母親との会話の中で、「こんなにゴミがあってびっくりした」と言ったそうだ。
隊員たちに話をする時間もないし、あえて環境のことやゴミのことについて話をしようとは思わない。ゴミを拾う活動を通して、その子なりに何かを感じ、行動に移しても洗えるようになるといいなぁと思う。
今日は、東三河地域でスーパーや飲食店を経営する渥美フーズの渡会社長が、寄付金を持ってきてくれた。昨年から、フードオアシスあつみ、ビオあつみの店舗では割り箸を有料化し、その売上代金の半額を環境保護団体に寄付 をするということ。亀の子隊を選んでくれたことに感謝である。
彼は、「あつみ編集舎」という会社も立ち上げ、渥美を盛り上げようといろいろ始めている。何か、協働できると いいなぁと思う。また、渥美どろんこ村でシェアハウスを始めた鈴木さやかさんも仲間を連れてきてくれた。何か協力をしてくれるという。こうした若い世代といろいろ話をしながら進められるようにしたいと思う。
活動のまとめをするために参加者名簿を見ると、田原市外から、豊橋市、岐阜大垣、船橋市、豊川市、春日井市、岡崎市、名古屋市、横浜市、東京、北名古屋市とあった。 いろいろなつながりから声がかかってきてくれた人、何かで情報を得て来てくれた人、いずれにしてもうれしいことだ。
NPO法人になって2年目、6月で25周年を迎える。何か新しい動き、新しいつながりが見つかることを期待したい。
ゴミ総重量 360Kg
参加者数 71人
亀の子隊員・親亀・賛助隊員 16 人
キャップの数 917個
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昨年度は、12月末に「愛知県社会福祉協議会会長表彰」を受け、3月には「三五自然共生基金」の助成金を受けることができた。10年近く繰り返し助成をしてもらっていたところから助成を受けられなかったので、新たなに「三五自然共生基金」の助成金を受けられることは極めてありがたい。それも愛知県内の企業の助成金であり、亀の子隊の活動を身近に受け止めてくれることが期待できる。
新たな助成金先が見つかったこともあり、構想図を数年ぶりに見直した。3本柱としてきた活動のつながりを輪のようにし、SDGsの関係も明示した。
コロナも収まりつつあり、企業参加が復活しつつある。クリーンアップ活動を通して「海の現状」をより広く伝えられるようにしたい。
昨年度一年かけて、ホームページをリニューアルしてもらった。20年ほど前に作ってもらったホームページも、多くの人がスマホで見るとなると時代に合わなくなってきていた。3月に完成したホームページはとても見やすい。合わせて、パンフレットも作成してもらった。いろいろなところで配布し、亀の子隊を知ってもらい、「きれいな海を守る心を広げる」ということを進めたい。
4月13日(木) 愛キャップ委員会(https://aicap.jp) に、キャップを届ける。クリーンアップ活動ではたくさんのペットボトルを拾う。キャップだけ落ちていることもある。10年ほど前に、田原JCの活動で始まった「エコキャップ活動」も、それを受け取っていた全国的な組織だったNPO法人が信頼を損ねることをしたことでJCも活動をやめ、亀の子隊が集めたキャップを受け取ってくれていた学校も活動をやめていった。
結果、折角クリーンアップ活動に根付いたキャップ集めも、集めたキャップの受取先を見つけられず困っていた。2年前には、一つの業者を見つけたが、結局は、再利用できる資源として受け取ってくれたが、それがワクチンや車いすに関係するということではなかった。
今回、見つけた業者【(株)ビッグ合成樹脂】は、平成27年9月に愛キャップ委員会(https://aicap.jp)を立ち上げた有志9社の一つ。今日、持ち込んだキャップは30Kg 12,900個(1Kg=430個にて換算)ということだが、ワクチン1人分=2Kg=860個ということで、15人分のワクチンになるということらしい。
これで、クリーンアップ活動でキャップを集めることの価値を堂々と説明できる。年に1回ということになるだろうが、愛キャップ委員会に協力していきたい。
]]>2月9日メールにて「採用」という結果通知が届いた。2022年度は、セブンイレブンも活動助成は3年過ぎたということで申請できず、また長年続けてもらっていた助成金も採用されず、2023年度のスタートの資金を心配していた。この三五自然共生基金の助成金が入ることで、購入をためらっていたライフジャケットも購入できる。
この三五自然共生基金のありがたいのは、人件費や事務所関係費も助成の対象となることだ。先のことを考えNPOとなったのは、専任職員がほしいということだが、そのためには、給与のようなものが必要となる。これで、たくさんは出せないが、一応の費用を補償できる。
2023年度には、ボランティアスタッフと有給のスタッフを雇いたいと改めて強く思う。
2022年度の活動も、終了。隊員数が、最高の60人近くなり、活動のにぎやかさを期待。しかし、残念ながら、毎月の参加は少ないままだった。
コロナ感染が収まってきたということで、企業の参加が復活。4月にはトヨタ田原工場のCX会から71名。11月には、トヨタ紡織やアラコから80名を超える参加があった。中部実業団駅伝チームの参加も復活した。
結果として、参加者は3年ぶりに1000人を超え、1,166人となり、ゴミの量も4,490Kgと多くなった。
事務局的には、愛大での特別講義から始まり、11月にはあいちECOティーチャー養成研修やどすごいツアーでのレクチャーがあった。こうした後援のような活動は、
広報活動としても大切にしていきたい。
学ぶ会では、長年温めていた造形活動を実施。一つは、フラの先生に依頼して貝のアクセサリーつくり。二つ目は貝のランプシェードつくり。どちらも好評で、次年度は人気になりそうな予感。
助成金では、数回続けてもらっていたものが受けられず、どうしようかと思ったが、新たに見つけ申請したものが受諾されたことで一安心できた。NPOとして、事務局をやってくれるスタッフを雇うとしたら、さらに助成をしてくれる先を探さなければならない。
2022年度記録
◇西の浜クリーンアップ活動
16回(エコツアー1回含む)実施
参加者 1,166人 ゴミの総重量 4,490Kg
キャップの数 9,223個
◇海の環境を学ぶ会(共育講座2回・エコツアー1回7含む)
12回実施 参加者 351人
◇エコツアー 1回 参加者 12人、
◇なごや環境大学共育講座 2回
参加者 35人 35人
◇活動発表・ブース展示
環境デーなごや
三河湾大感謝祭
3月 田原文化会館パネル展示 3月8日〜3月21日
◇表彰
愛知県社会福祉協議会会長表彰
◇東北支援活動 宮城県南三陸町
10月 南三陸町チャリティ物産展
12月 第18弾 南三陸町社会福祉協議会へ野菜を送る
]]>今回の活動に、中部実業団駅伝大会に出場するチームからNTNと愛知製鋼の陸上部のみなさんが参加してくれた。それに合わせて、活動範囲を広げた。特に、海岸道路がなくなり垂直堤防になったあたりにゴミが多いことを前もって活動場所を確認に来た時にみつけた。
また、先月も参加してくれた賛助会員の「グリーン海事」さんからも社長さん含め、4人が参加してくれた。資金援助ももう10年近くしてくれている。本当にありがたい。
活動の始めに、活動範囲やゴミのことをアナウンスしたこともあり、陸上部の選手たちは、さっさと動き出し、 ゴミの多い方へと移動していった。
ゴミが多く、一袋はたちまちいっぱいになり、集積所にもってくる。瓶や缶も多い。
しばらくすると、木の枝にタイヤを4本通して運んでくる姿があった。かなり重いと思うが、さすが、普段鍛えていることはある。一度に4本も見つかることはなかなかないが、堤防から落とされた可能性のある感じだった。
また、両手に一杯のゴミを持ってくる人もいる。タンク、コンテナ、袋の中にはペットボトルをはじめ様々なゴミがいっぱいになっている。そのコンテナ日は「知多総合」と書かれていた。調べてみると「知多総合卸売市場」のようである。半田市のほぼ中央に位置し、海から離れている。
活動を始めてすぐに、「須崎市農協」と書かれたコンテナを見つけて運んできた人がいた。このコンテナは、3週間ほど前に浜の様子を見に来た時に見つけ、調べると須崎市は高知県の海側の街であることが分かった。写真を農協に送って確認をしてもらった。この農協のコンテナのまま流通させることはないということ、また、東海3県に出荷はしていないということだった。どういう経路で西の浜にたどり着いたのか不思議である。想像できるのは、高知県から川を通って海に流れ出て、黒潮に乗り、ヤシの実のように渥美半島近くに来た時に大きな波が太平洋から伊勢湾・三河湾の方に入り込んできたときに運ばれたということである。
また、安城市の消防団の証明書もあった。個人名が書いてあるカードだから、そんな簡単に捨てることはないだろう。どんな経路で、西の浜に来たのか。とりあえず、安城市に返送した。
陸上のメンバーが活動している反対側にももちろんゴミは多くあった。ひどいのは、ペンキの一斗缶。中には固まったペンキが残っていた。切り開かれた部分を持って運ぼうとしたら、なんとまだ固まっていなくてペンキが付いてしまった。
埋まっていた漁網が数人掛で運ばれてきた。流木が絡まっていて運びにくいということで、参加者がノコギリで枝を切り、絡まっているところをハサミで切って網だけにしていた。
この日、参加してくれた人の中には名古屋の人がいた。どこで情報を得たのか尋ねると、藤前干潟の野鳥観察会に行ったときに見つけたという。どこかに書いてあったのだろう。また、豊橋からの参加者は、亀の子隊のホームページを見たというので、たどり着くまでにどうしたのか聞くとネットで「西の浜」と検索したら、そこに「ボランティア」 と出て「亀の子隊」のホームページにたどり着いたらしい。
こうして、小さな情報から参加してくれる人がいることは本当にうれしい。ホームページだけではなく、FACEBOOKやInstagramにも情報を上げている。そこから行動に移してくれる人がいるということが改めて分かり、うれしかった。
実は、この日、大阪から大学の同級生も来ていた。岐阜の多治見に住んでいる同級と一緒に前日から渥美半島に来て、クリーンアップ活動に参加してくれた。かねてから事務局としての活動を知ってくれていて、今回実現しました。ゴミの種類や量の多さに驚いていた。帰りには、パネル展も見るなど、たっぷり向き合ってくれて、理解を深めてくれた。
ゴミ総重量 450Kg
参加者数 87人
亀の子隊員・親亀・賛助隊員
22 人
キャップの数 385個
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